祈りの幕が下りる時

福澤克雄監督。阿部寛主演、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈。東野圭吾原作の同名小説の映画化。2018年。

祈りの幕が下りる時

<ストーリー>
小菅のアパートで、滋賀県在住の40代の女性、押谷道子が腐乱遺体で発見された。アパートの住人である越川睦夫という男性は、現在消息を絶っている。
捜査一課の松宮は、事件の殺害時期や現場が近い新小岩の河川敷で発生したホームレス焼死事件との関連性を疑いながらも、道子の住む滋賀県での捜査を進める。そこで、道子が中学の同級生で演出家の浅居博美を訪ねて上京したことを突き止める。さらに、博美は松宮の従兄で日本橋署の刑事である加賀の知り合いでもあった。
松宮から博美について意見を求められた加賀は、当初は管轄違いであるため捜査の助言を送る程度であった。しかし、アパートで見つかった日本橋にある橋の名前が月ごとに書き込まれたカレンダーの存在が、この事件を思わぬ形で加賀の中で未解決となっていた失踪した母に関する謎と結びつけることになる。
カレンダーには、(1月:浅草橋、2月:左衛門橋、3月:西河岸橋、4月:一石橋、5月:柳橋、6月:常盤橋、7月:日本橋、8月:江戸橋、9月:鎧橋、10月:茅場橋、11月:湊橋、12月:豊海橋)と書かれていた。(Wikipediaより転載)

<感想>
これはとても面白かった!関係ないような事件がリンク、カレンダーの謎が解けるところが面白い。悲惨な事件であったけれど、それでもいくつかの愛があったのが最高に良き。頑張って生きてきた彼女が救われて欲しいけど、罪は罪か。最悪なのは、あの母親だな。