LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標

小池健監督。声、栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、山寺宏一。2014年。

LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標

<ストーリー>
東西に分断されている西ドロアと東ドロアは、7日前に西ドロアで発生した、東ドロアの歌姫クイーン=マルタ暗殺事件の影響で一触即発の状態になっていた。そんな中、コンビを組んだルパンと次元は、東ドロアからマランダ共和国に譲渡された秘宝「リトルコメット」を盗むため、東ドロアにあるマランダ共和国大使館に潜入する。首尾よく「リトルコメット」を盗んだルパンだったが、直後に東ドロア警察が大使館に駆け付け、ルパンと次元は街中に逃げ込む。しかし、そこで次元が狙撃され、続けてルパンも撃たれてしまう。
アジトに逃げ込んだルパンと次元は、摘出した弾丸がクイーン=マルタ暗殺に使用された弾丸と同じものだと気付き、次元は郊外の墓地に向かう。そこには次元の墓が用意されており、次元は狙撃手の正体が、ターゲットの墓を事前に用意するヤエル奥崎という殺し屋だと知る。次元は、自分がボディーガードをしていたクイーン=マルタの復讐を決意し、ヤエル奥崎のアジトに向かう。協力を拒まれたルパンは独自にヤエル奥崎のアジトを突き止め、アジトに到着していた次元と共に乗り込む。しかし、そこにヤエル奥崎の姿はなく、部屋のモニターには不二子の姿が写っていた。不二子は機密書類「カラミティファイル」を狙って潜入したクラブ・ロンドのオーナーに捕まっていた。助けに行こうとするルパンの前にヤエル奥崎が現れ、次元は一騎討ちを挑むが敗れてしまう。ルパンは次元を連れて埠頭に逃げ込むが、次元はヤエル奥崎に狙撃されてしまう。
オーナーに捕まった不二子はクラブ・ロンドで見世物にされるが、そこに現れたルパンに助け出され脱出する。ルパンは不二子が盗み出した「カラミティファイル」を見ると、そこにはクイーン=マルタや次元など、東ドロア政府がヤエル奥崎に命令した暗殺対象者のリストが書かれていた。東ドロア政府は自国に不利益となる他国のスパイや政財界の要人をヤエル奥崎を雇って秘密裏に暗殺しており、「カラミティファイル」はその暗殺指令書であった。ルパンが不二子を連れて墓地に向かうと、そこには新たにルパンと不二子の墓が用意されていた。
翌朝、海沿いのカフェに姿を現したルパンを遠方の塔から狙撃するヤエル奥崎だったが、銃弾は外れ、ヤエル奥崎は背後から狙撃される。ヤエル奥崎を狙撃したのは、射殺されたと偽装していた次元であり、ルパンはマイクを通してヤエル奥崎の狙撃トリックを暴く。次元は決着を着けるためヤエル奥崎の前に現れ、二人の決着を見届けるためにルパンも塔へと向かう。一騎討ちでヤエル奥崎を破った次元は、重傷を負ったヤエル奥崎にはとどめを刺さず、クイーン=マルタ暗殺に関する「カラミティファイル」の内容をマスコミにリークし、ルパンと共に東ドロアを後にした。
一方、自国によるクイーン=マルタ暗殺が露見した上に「リトルコメット」を引き替えとしたマランダ共和国とのウラン濃縮設備の裏取引まで発覚した東ドロアに対し、世界各国が軍事介入を決定したという内容のニュースを聞きながら、薄灰色の肌にカールを巻いた頭髪の小柄な老紳士が東ドロアを去るルパンたちを監視カメラの映像で見届けていた。老紳士はルパンたちを見ながら「禁断の果実を口にしたな」という言葉を口にする。それからしばらく経った雨の日、ヤエル奥崎が暗殺予告代わりに用意していたルパンと次元、そして不二子の墓標が銭形警部に発見され、それを見た銭形が「忙しくなりそうだ」と呟くシーンで物語は幕を下ろす。(Wikipediaより転載)

<感想>
これは完成度の高い作品。昔々好きだったルパンを思い出し、めっちゃワクワクしました。ガンマン対決、そりゃ見たいですよね!!カッコいいわ〜〜!!ルパンと次元が出会って間もないながらも、ちゃんと信頼関係あるの良いです。