小池健監督。声、栗田貫一、浪川大輔、小林清志、沢城みゆき、山寺宏一。2017年。
<ストーリー>
剣術の腕を買われた五ェ門は、伊豆半島を根城にするヤクザ・鉄竜会の用心棒として雇われる。不遜な態度をとる五ェ門に幹部たちは不満を抱くが、五ェ門は鉄竜会の運営する賭博船の中で他の組の襲撃から組長を守り、幹部たちを黙らせる。同じ頃、ルパンと次元は賭博船の売上金を盗むため金庫に侵入し、先回りしていた不二子と出会う。ルパンと不二子は売上金を山分けすることにしたが、直後に賭博船が爆発する。様子を探りに機関部に向かった五ェ門は、そこで斧で機関部を破壊する大男に遭遇する。五ェ門は大男を追い詰め目的を尋ね、大男は「ルパン・次元・不二子を殺しに来た」と答える。隙を突かれた五ェ門は大男を逃がしてしまい、さらに雇い主である稲庭牧男が爆発に巻き込まれて死んでしまう。
翌日、爆発現場に公安警察の銭形が現れ、海上保安官たちに大男の行方を尋ねる。大男の素性を尋ねる海上保安官に対し、銭形は「バミューダの亡霊だ」と答える。同じ頃、稲庭牧男の葬儀に現れた五ェ門は、彼の息子・稲庭Jr.に用心棒の務めを果たさなかったことをなじられ、仇を討つことを誓う。一方、ルパンたちは伊豆山中のアジトで祝杯を挙げていたが、そこを「バミューダの亡霊」ホークに襲撃される。ルパンたちは逃走するもののホークに追い付かれるが、そこに五ェ門が現れる。五ェ門は自らにかけられた汚名をそそぐため、ホークに戦いを挑むが、ホークは五ェ門の太刀を受け止めて彼を弾き飛ばしてしまう。ホークは五ェ門を無視してルパンたちを殺そうとするが、そこに銭形が駆け付け、ルパンたちは逃げ出し、ホークは「眠気には勝てない」と呟いて無抵抗のまま逮捕される。
ホークに敗れて誇りを失った五ェ門は、剣術を磨くために修行を始めるが、彼に敗れたことがトラウマとなり刀を抜けなくなっていた。一方、銭形は公安局長からホークを釈放するように圧力をかけられる。そのまま局長室を出た銭形の元に「ホークが脱獄した」という報告が入り、銭形は追跡を開始する。ホークは追手のパトカーを振り切り逃走するが、出くわした銭形にバイクを撃たれ、崖下に転落する。しかし、ホークは無傷で立ち上がり、ルパンたちを殺しに向かう。ルパンと次元は、五ェ門の修行を途中まで見届けていたが、ルパンは彼の修行が完遂間近なことを悟り、五ェ門の前から姿を消し、ホークの情報を集めるため銭形に自首する。
五ェ門は修行を終えて満身創痍の状態で鉄竜会の組員たちと出くわし、稲庭Jr.から用済みと判断され、幹部の西郷兄弟からリンチを受ける。その中で、実力が開眼した五ェ門は、西郷兄弟をはじめとした稲庭四天王以下、鉄竜会の組員50人を次々と斬り捨て、ホークから手を引くことを稲庭Jr.に認めさせる。一方、ホークの襲撃を受けたルパンと次元は銭形の元から逃げ出し、山奥の古寺に逃げ込む。ホークはルパンと次元を追い詰め、止めを刺そうとするが、そこに五ェ門が到着する。五ェ門はホークに一騎打ちを挑み、斧で左腕を斬られながらも彼の右腕を斬り捨てる。ホークは五ェ門に斬りかかろうとするが、五ェ門に首を斬り落とされる恐怖を感じ、勝負に敗れたことを認め、五ェ門の前から姿を消す。ホークが去った後、五ェ門は今回の事件で犠牲になった人々のために祈るが、そこに銭形が現れてルパンと次元を逮捕しようとする。五ェ門は修行を見守ったルパンと次元への義理を返すため、2人を逃がして銭形に闘いを挑む。(Wikipediaより転載)
<感想>
ホーク強い…改造人間?実は人間じゃない??と思ってしまいました。最後の対決では、思わず声が出ましたよ!!痛い、痛い。五ェ門スゲェ。私達が知る前の、修行時代の彼ですね。面白かったです!!