篠原正寛監督。声、結川あさき、羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花。2024年。
<ストーリー>
城州東高校に通う、アイドルになることを夢見る女子高生・東ゆうは、北・西・南を名前に関する高校から一人ずつ美少女をスカウトし、アイドルグループを結成する計画を立てる。まず聖南テネリタス女学院に通う華鳥蘭子と親しくなったゆうは、次いで西テクノ工業高等専門学校に通い、所属するロボット研究会でロボコン優勝を目指している大河くるみと接触を図る。当初は人見知りなくるみに拒絶されていたゆうだったが、同じくロボット研究会に所属する工藤真司の協力を得て、打ち解けることに成功する。ゆうと蘭子はくるみの実験に協力し、ロボコンで準優勝するまでともに歩んだことで、3人は親友となる。残る「北」を探していたゆうはある日、小学校時代の同級生で、城州北高校に通っている亀井美嘉と偶然再会する。ゆうは美嘉が整形していることに気付くが、些細な問題として自身の計画に引き入れることを決める。
美嘉は現在ボランティア活動にいそしんでおり、ゆうはデビュー後の好感度のため、4人でボランティア活動に参加することを決める。ボランティア活動当日、4人の班がバラバラになってしまったことに不満を漏らすゆうだったが、活動が終わるころには4人の間に友情が芽生えていることに気付き、満足する。数日後、4人は西テクノ工業高等専門学校の文化祭に参加し、真司が開催していた10年後の自分に向けた写真の撮影会に参加するなどして仲を深めていく。
ゆうの計画は次の段階に進み、近年注目を集めている城郭での観光ボランティアガイドを4人で行うこととなる。そこでのテレビ取材が縁となり、4人は深夜バラエティの1コーナーに出演することが決まる。このコーナーは視聴者の評判がよく、ついに4人は「東西南北(仮)」としてアイドルデビューし、番組のエンディング曲を担当する。
しかし、もともと人前に出ることが得意でないくるみは次第に心がすさみ、さらに美嘉の交際相手の存在がSNSに流出したことで、グループ内の雰囲気は険悪になっていく。一方でグループの人気は上昇し、事務所の社長から2曲目のリリースを持ち掛けられる。ゆうは歌詞をメンバーで考えることを企画し、3人に歌詞を募るが、3人とも期日までに書き上げることはできなかった。そんなある日、ついにくるみが限界を迎え、事務所内で暴れ散らしてしまう。ゆうはくるみを引き留めようとするが、美嘉と蘭子からも限界を迎えていると告げられる。やがて3人は事務所を退所することとなり、追ってゆうも事務所を退所する。
失意に沈んでいたゆうだったが、母や観光ガイドのリーダーに励まされ、今までの自分と向き合うことを決意する。まずゆうは美嘉の元を訪れ、今までのことを謝罪し、小学生時代の自身について聞く。美嘉は当時のゆうのエピソードを語り、ゆうは自分にとってのヒーローだったと明かす。
「東西南北(仮)」の曲が番組のCDに収録・発売され、4人はCDを手に、自然とかつての練習場所だった公園に集まる。3人はかつて東に依頼されていた歌詞を完成させており、幻となってしまった「方位自身」を完成させる。4人は和解し、ゆうはこれからもアイドルを目指すと宣言する。
8年後、アイドルとして大成したゆうは、久しぶりに3人と再会する。ゆうたちは写真家となった真司の個展を訪れる。真司の個展の最後に飾られた写真は、「トラペジウム」と題された、かつて真司が文化祭で撮影したゆうたちの写真であった。(Wikipediaより転載)
<感想>
噂をいろいろ聞いて、映画館には行かなかった作品、アマプラに来たので観ました。思っていたアイドル物というより青春物語でした。
くるみは如何にもこういうの苦手そうなのに、流れといってもやるかな?まあ、なりたかった訳でなくても、やってみたくなっちゃうこともあるのかな。お友達一緒だし。
主人公、余り好きじゃなかったです。昔も今も、車椅子の子無視にモヤりました。子供って敏感だし、こんな状態で主人公のこと好きになるかな?嫌いそうだけどね。