ウール・グロスバード監督。ミシェル・ファイファー主演、トリート・ウィリアムズ、ウーピー・ゴールドバーグ。1999年。
<ストーリー>
1988年のウィスコンシン州マディソン。写真家のベスは夫パットと2人の息子、生まれたばかりの娘の5人で幸せに暮らしていた。ある日、ベスは高校の同窓会に子供たち3人を連れて行くが、7歳の長男ヴィンセントに手をつないで待っているように言っておいた3歳の次男ベンが、ベスが目を離した隙に行方不明になる。担当のブリス刑事らの懸命な捜査にもかかわらず、ベンが見つからないまま9年の月日が流れる。
家族でシカゴに移り住んだベスは、ある日、近所に住む12歳の少年サムがベンにそっくりであることに気付く。ブリス刑事らに連絡して調べてもらったところ、サムがベン本人であることが判明する。ところが、サムの父ジョージにはサムが誘拐された子であるとの認識は全くなく、サムは亡き妻の連れ子であり、しかも、5年前に自殺したジョージの妻がベスの高校時代の同級生セシルであることが分かる。その後の警察の捜査により、子供を亡くして精神を病んでいたセシルが、亡くなった自分の子と同い年のベンを9年前の同窓会で誘拐し、その後、自分の連れ子としてジョージと結婚したことが明らかになる。
ベンであることが明らかになったサムはベスの家族と暮らすようになるが、9年間のブランクは埋められず、サムと家族の関係はぎこちないものとなる。そして、血の繋がりはなくても自分を深く愛して育ててくれた養父ジョージを忘れられないサムは、ベスらに隠れて家を抜け出してジョージの家で夜を過ごすようになる。そんなサムに対して、家族は一緒にいるべきとするパットは激しく怒るが、サムの幸せを心から願うジョージの愛とサムの深い苦悩を知ったベスは、サムをジョージのもとに返すべきと考えるようになり、パットの反対を押し切ってサムをジョージの家に送り届ける。
ある夜、長男ヴィンセントが飲酒運転で事故を起こし、逮捕される。面会に行ったベスはベンの失踪をきっかけにヴィンセントに辛い思いをさせて来たことを詫びる。別の日、ヴィンセントの面会にやって来たサムは、幼いときの兄ヴィンセントの記憶がかすかに残っていたことを話す。
ヴィンセントが釈放された後のある晩、サムが家にやって来てヴィンセントをバスケに誘う。サムはジョージと話し合い、ベスの家族と暮らすことを決めたのだ。そんなサムにヴィンセントは、自分が9年前に弟を鬱陶しがって追いやったために行方不明になったのだとずっと責任を感じていたと告白する。そんなヴィンセントにサムは、普通のことだから気にするなと言う。兄弟2人の絆が確かに結ばれたその瞬間をベスとパットは温かく見守る。(Wikipediaより転載)
<感想>
何気なく視聴したのですが、結構前の映画だったのですね。観ている時は、アメリカで子供から眼を離すなんて!という感じでしたが、9年後に戻ってきた辺りからは、なんとも言えない気持ちに。3歳じゃ親のこと、忘れちゃいますかね、でも最初はママ、ママって泣いたんじゃないかな、いつから母親と受け入れるようになるんだろう。犯人は亡くなっていて、罪を問える相手はいない。名前もサムって呼ばないといけないし、養父を恋しがるし…やるせないです。でも一番問題があったのは兄だった…ずっと面倒を押し付けられていた、自分だって親の愛が欲しかったのに。いろいろしんどいわー。なんか後からいろいろ考えて、ブルーになった映画でした。でも!良い映画です。そして、あの攫った女だけは許せん!!


