ブライス・マクガイア監督。ワイアット・ラッセル主演、ケリー・コンドン。2024年。
<ストーリー>
1992年。郊外の家に住む幼い娘のレベッカが、裏庭の大きなプールで溺死した。彼女は、重病で寝込みがちな兄が失くしたオモチャのボートを拾おうとして、水中に潜む何者かに引きずりこまれ、消え失せたのだ。
15〜6年が経過し、売りに出ていたこの家がひどく気に入り、購入するレイ・ウォラー。彼はメジャーリーガーだが難病に侵され、復帰を目指して治療とリハビリのための家を探していた。家族と共に転居し、プールの清掃をするレイ。長く使われていなかったプールに水が満ちていたのは、このプールの底から源泉が湧き、水を供給する穴が開いているためだった。
夜にプールで泳ぎ、照明が消えたり、夫の幻を見て怖い思いをする妻のイヴ。翌朝には飼い猫が姿を消し、首輪だけがプールに浮いていた。だが、每日プールで泳ぐレイは医者も驚くほど劇的に回復し、プールに熱中していった。
一人でプールにいる時に、少女の声を聞く息子のエリオット。少女はレベッカ・サマーズと名乗り、母親を探していると訴えた。姉娘のイジーは、両親が留守にした夜に、こっそりボーイフレンドとプールでデートし、水中で醜い怪物に襲われた。だが、恐怖体験を両親に打ち明けられないイジー。父親のドラフトで転校ばかりして来たイジーは、引っ越しにウンザリし、父を元気にするプールが「救い」か「呪い」かも迷っていたのだ。
心身ともに虚弱で友達を作るのも苦手なエリオットのために、少年野球チームや御近所を招いてプールパーティーを開くレイの一家。その席で、過去にこのプールで死んだ少女の話を聞くイヴ。少女の名は、息子が聞いたというレベッカ・サマーズだった。
パーティーの最中に野球チームの少年を肩車したまま水中に沈み、少年を溺れさせかけるレイ。警察沙汰は免れたが、プールがおかしいというイヴの言葉をレイは全く聞き入れない。夫の人格が変わったことに恐怖し、家の歴史を調べて、過去の歴代の住人が次々と消えてきた事実を知るイヴ。
レベッカ・サマーズの家族を探し出し、訪ねるイヴ。年老いたレベッカの母親は豪邸に住み、出世した息子の功績だと誇らしげに語った。当初は娘の存在すら否定した母親から、プールの秘密を聞き出すイヴ。
まだ家もプールも無く、森林地帯だった頃、あの土地には願いを叶える泉があったと話すレベッカの母親。彼女が「テマガミ」と呼ぶ深い水は願いと引き換えに代償を求めた。母親は重病の息子の回復を願い、レベッカの命を差し出したのだ。今後も願い事のある誰かが、次々とあのプールの家を見つけ、引き寄せられて犠牲を捧げると不気味に笑う母親。
イヴが帰宅する前に、飼い猫の鳴き声でプールにおびき出され、転落するエリオット。悪霊と化したレイに阻止されて、弟を助けられないイジー。イヴも帰宅し、プールの底で溺れたエリオットを見つけたが、亡者たちの妨害で浮上できない。しかし、レベッカの霊の導きでイヴとエリオットはプールから脱出した。
間一髪で正気を取り戻すレイ。家族揃って逃げようとするイヴ。だが、プールは犠牲と定めたエリオットを逃さなかった。苦しむ息子を見て、自らプールに飛び込み、身代わりとして邪悪な黒い水の中に消えるレイ。犠牲を得て水は鎮まった。残されたイヴと子供たちは、二度とこの家が他人を引き寄せないよう住み続け、ショベルカーを雇ってプールを埋めた。(Wikipediaより転載)
<感想>
在米時、友人宅にあったプールがまさにこんな感じで、途中から絶対に足が付かない深さで怖かったです。プールパーティとか普通にやってたし。子供を見ている人がいないと怖いですよね。管理大変だし、夜に泳ぐとか絶対に無理、信じられないわ。まあ文化の違いですけどね。ああ、でも、やはりこういう思いが根底にあって、こういう映画が出来たのかな。


