本広克行監督。柳葉敏郎主演、福本莉子、齋藤潤。『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ映画。2024年。
<ストーリー>
新城賢太郎の要請を受け、室井慎次は死体遺棄事件の捜査に協力することになった。そんなある日、室井の自宅車庫が火災に見舞われ、官僚時代に着ていた服も全焼してしまう。警察官の乃木真守、石津百男、長部音松に被害届を出すよう促されるも、室井はそれを拒否した。その後、捜査協力のため北大仙署を訪れた室井は、桜章太郎から火災当日の自宅付近の防犯カメラ映像を見せられる。そこには、火をつける日向杏の姿が映っていた。
その頃、室井が面倒を見る森貴仁(タカ)は、思いを寄せる大川紗耶香を自宅に誘う。しかし、彼女の父親がタカの母親の事件を知っていたため、誘いは断られてしまう。一方、柳町凛久(リク)は、市毛商店で売られている大好きなチョコレートを万引きしようとし、店主の市毛きぬに制止された。迎えに来た室井に、リクは「杏姉ちゃんに『お菓子を取ってもいい』と言われた」と打ち明けた。
ある日、杏は室井の暗証番号付き金庫から猟銃を取り出そうとするが、室井に見つかってしまう。室井は咎めることなく、共に一発の銃弾を撃った。杏はその衝撃で手を震わせた。
一方、捜査本部は、当時の犯人グループ内で内紛が起こり、瀬川吉雄が殺害されたと見て捜査を進めていた。室井が捜査協力で北大仙署に滞在している最中、犯人から電話が入る。その声から、室井は「台場会社役員連続殺人事件」の犯人グループにいた国見昇だと確信する。直ちに警察は国見の潜伏するマンションに突入し、彼の身柄を確保した。
室井は子供たちとの話の中で恋人であった野口江里子を思い出し、海の近くで佇んでいた。すると、後をつけてきた新城がやって来る。新城は、秋田県警が室井の提唱した所轄と本庁の連携による合同捜査モデルを構築することを室井に報告した。そして、室井は国見がまだ自供していないという事実を知る。 室井は北大仙署を訪れ、桜と共に国見のいる取調室へ向かう。仁狩英明管理官に制止されるも、桜は沖田仁美に電話をかけ、沖田は室井を取調室に入れるよう指示する。室井は国見に対し、恩田すみれと杏について語り始めた。すみれは、国見に撃たれた傷が原因の後遺症に苦しみ、警察を退職していた。一方、杏は実母である日向真奈美の洗脳に苦しんでいた。そして室井は「事件によって苦しむ家族がいる」と国見に語りかけ、国見はついに自白する。その様子を見た桜は、一連の事件は日向真奈美に洗脳された者たちによる犯行ではないかと室井に問いかけた。
またある日、リクの父である柳町明楽が室井のもとを訪ねてきた。そして、室井にリクの引き取りを懇願した。児童相談所の松木敬子と端野則次は、リクを明楽のもとに帰すという判断を下し、室井にリクたち家族とは二度と会わないと誓約させた。しかし、室井は明楽に接触し、リクに二度と暴力を振るわないと約束させた。そのことをタカと杏に伝え、最後の一日として温泉や外食など楽しい時間を共に過ごし、リクを明楽のもとへ帰した。
タカは愛読していた小説を売り払い、東京大学の参考書を購入して勉学に励んだ。リクが室井たちの元を去り、寂しさを募らせる日々が続く。そんな夜、杏は誤って皿を割ってしまう。その時、室井に車庫に放火したことを打ち明けた。室井はそんな杏を優しく抱きしめる。その直後、リクが傷だらけの姿で室井の家に帰ってきて倒れてしまう。
翌日、明楽はリクを追いかけて室井の家を訪ねてくる。明楽は室井に、再びリクを殴ってしまったことを告白するが、室井はリクを明楽のもとに帰すことを断固として拒否する。明楽は逆上し、室井たちの飼い犬であるシンペイを野に放ち、家にあった手斧を振り回し、室井を殺害しようとする。それを見た杏は猟銃の入った金庫の暗証番号を思い出し、猟銃を取り出した。そして、明楽のすぐ上の天井へ向かって放った。その時、明楽が室井の家に歩いていくのを目撃し、不審に思っていた乃木が到着し、明楽を確保した。猛吹雪の中、シンペイを探しに行く室井であったが、翌朝捜索隊により、シンペイの隣に心肺停止の状態で倒れているところを発見される…。
室井がよく座っていたロッキングチェアに新城ら秋田県警の面々が敬礼する。新城は室井の意志を継ぎ、所轄と本庁の連携の仕組みを秋田から始めることにしたのだ。そして、その案である「室井モデル」を椅子に置いた。長部や石津夫妻も花を椅子に手向けていく。長部は室井から里子たちの養育費が入った通帳を渡されており、それを里子たちに託した。石津夫妻の息子で、家を出て行った石津智明は室井が電話して頼んだ東京の警察官に言われ、秋田へ戻ってきていた。石津夫妻は感謝の気持ちを室井へ向けた。そして、きぬも室井の家を訪れた。市毛商店で暴れていた不良である喜内三津留らは室井の影響で改心し、室井の椅子に花を手向けていた。それを見たきぬは室井の意志が若者たちに継がれていることを実感した。3人の子供たちは、室井が酔っ払っていた時に話していた夢を実現するため、それぞれの道を歩んでいった。リクは石津夫妻に面倒を見てもらい、杏は市毛商店で働いていた。タカは東京大学に合格し、授業を受けている。
月日が流れ、青島俊作が室井の家を訪れた。しかし、到着早々に呼び出しをくらい、渋々室井の家を後にするのだった。(Wikipediaより転載)
<感想>
まあ、事件というより、ヒューマンドラマ的なものになるのだろうなとは思っていましたが。
(以下、ネタバレ含みます)
死ぬ必要無くない?生き続けて無いじゃん!!
いきなり猛吹雪にはビックリしましたし、犬を探しにって…そりゃ子供を探しにだと、子供がトラウマになるから無理だけど。いや、犬も家族ですけどね!犬、アレだけでそんな遠くに行くかな?
なんか間抜けって感じでガッカリしました。
子供達や周りの人達にはウルッとしましたけど。なんかねー、杏はアレだけで心入れ替えるの?とか。うん、色々残念でした。



